薬物乱用防止キャンペーン活動

薬物乱用問題は全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより社会や国の安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっており、麻薬・覚せい剤・シンナー等の薬物の乱用は国民の生命、身体に危害を及ぼすのみならず、家庭を崩壊させ、学校、職場、社会の秩序を乱し国の活力を低下させる等その害悪ははかり知れません。
従来乱用者を対象に政策が実行されていましたが、フラッシュバックなどの為再犯率が非常に高く再び薬物に手を出してしまい犯罪などを誘発しております。
最近では薬物乱用をしていない多くの人々を対象に予防啓発活動を実施し、薬物乱用に手を出さない様にすることのほうがより効果的であると言われております。
このため薬物乱用に対する正しい知識の普及、つまり薬物乱用が精神、身体に及ぼす悪影響を府民・市民によく理解していただき、これを許さない国民世論を形成していくことがなにより大切であります。
今回の活動ではディマンド・リダクションと言う観点から薬物乱用防止の重要性を広くアピールするために、多くの府民・市民が集まる「たかつき祭り」が開催される2016年8月6日(土)と7日(日)の2日間にわたり阪急高槻市駅前高架下広場で大阪府警のレインボー号をお借りし薬物乱用防止啓発ビデオの上映並びに違法薬物の標本展示を行い、当会員は街頭で薬乱リーフレットやキズテープの配布し、薬物乱用の恐ろしさの呼びかけを行いました。
ローターアクトクラブの学生様、薬科大学薬学部の学生様には暑い中「ダメゼッタイ君」の着ぐるみをかぶって頂き街頭でゆるキャラ活動をして頂きました。
また(一社)高槻市薬剤師会様には専門的な質問や相談について対応をして頂きより多くの府民・市民に広く、深く啓発活動ができたと考えており、ご参加頂けました方におかれましても同様に薬乱防止活動の重要性を感じ取って頂けたのではないかと思います。
尚、今後も機会がありましたら薬物乱用防止活動を推し進めていきたいと思う次第です。
今回ご協力頂きました大阪府警、高槻警察、大阪府薬務課、高槻保健所、高槻まつり実行委員会、大阪府議会議員、(一社)高槻市薬剤師会、高槻高校、高槻自動車整備振興会様にも感謝致します。

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2016年8月8日
高槻ロータリークラブ
2016-17年度会長 藤井 敏雄
2016-17年度社会奉仕委員長 石田 佳弘

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