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創立60周年特集
お蔭をもちまして高槻ロータリークラブは創立60周年を迎えることが出来ました。
本日は、お忙しい中、関係各位様のご臨席を賜りましたこと並びに日頃のご尽力に厚くお礼申し上げます。
そして私達会員一同、光栄ある記念式典を挙行出来ますことは深く慶びとするところであります。
60年前に先輩諸氏が「奉仕の理想」を求め幾多の困難を乗り越え当クラブの歴史と伝統の基盤を創り、以来私達は国際ロータリークラブの「世界の恒久的平和と人類の幸福」に向かって積極的に活動して参りました。
この60周年記念事業には、「日本の心の文化」と新世代の育成~文化の担い手となる地域社会創りを掲げ実践して来ました。
本日は、日本古来の伝統芸能である祝舞、指先の芸術と言われますタイ舞踊で華やかに幕開けし祝杯を交わしたく趣向しています。楽しいひと時をお過ごしいただければ幸いです。
高槻ロータリークラブ創立60周年記念誌発刊のことば
高槻ロータリークラブ発足60周年を迎えるにあたり、これを記念して60周年記念誌が発刊出来ましたことは喜ばしいことと存じます。当クラブは1954年(昭和29年)6月15日に、大阪ロータリークラブのホストにより大阪府下7番目のクラブとして誕生以来60年の歳月が経過いたしました。
お陰様で、平成26年6月14日に創立60周年記念式典並びに祝賀会を開催することが出来ました。
この長い60年の道のりは、苦あり楽ありの人生を乗り越えてこられた還暦の人でありそれぞれの生き様があります。
私達ロータリークラブの先輩諸氏も、その時代の色々な暗礁に対して「奉仕の精神と理想」の旗を掲げて情熱をもって乗り越えてこられました。
この揺るぎない創立の基盤、これに積み重ねられてきた伝統と歴史の重みに対し私達は感謝すると共に、この10年間は、諸記念事業を繰り広げてきました。例えば「いのちキラキラ植栽プロジェクト」、国際的にはオーストラリア東トゥーンバへの中学生のホームスティ、高校生対象の交換学生の準備、国際大会への積極的参加、外国のクラブとの友好クラブ提携、地域社会との交流等。
特に創立60周年記念事業としまして「日本の心と文化と新世代の育成」を掲げて会員と共に地域社会との交流を推進して来ました。私達が目指す道や成果がこの記念誌に満載されています。
記念誌の発刊は大変です。長い準備期間、資料収集から始まり色々な工程があります。
携わって頂いた皆様の根気と努力に心から敬意を表します。
ロータリーは永遠であり、私達の奉仕も永遠です。この記念誌発刊も高槻ロータリークラブの歴史であり10年後に向かって継続推進していかねばならない責務があります。
最後になりましたが記念事業に順次展開頂きました実行委員長松尾浩様を始め、記念事業部会長 小山彰夫様、式典部会長 伊藤智秋様、記念誌部会長 前内宏文様、関係者の皆様、会員の皆様に心より感謝申し上げます。
記念式典開会の挨拶
御挨拶申し上げます。
お陰様をもちまして、私達の高槻ロータリークラブは、創立して満60周年を迎えることが出来ました。
本日は、2660地区ガバナー 福家宏様 高槻市長 濱田剛史様 大阪ロータリークラブ会長 立野純三様 はじめ、多数の方のご臨席を賜っています。
ここに光栄ある創立60周年記念式典を挙行出来ますことは、私達の深く喜びとするところでございます。会員一同を代表しまして厚く御礼申し上げます。
60年前に当クラブは、先輩諸氏が「奉仕の理想」を求めて府下7番目のクラブとして発足し、幾多の困難を乗り越え高槻ロータリークラブの「歴史と伝統」の基盤を創って頂きました。今では会員50人を抱えるクラブに発展しました。私達現役の会員は、より奮起し益々このクラブを繁栄させる責務があります。
これからも奉仕を志す人達と共に、当クラブの活発な活動はもとより、国際ロータリーの「世界の恒久的平和と人類共通の幸福」に向かっての活動にも積極的に参加支援する決意であります。
50周年から本日の60周年迄の10年間は「いのちキラキラ植栽プロジェクト」として、幼児教育支援や地域社会支援等の諸活動を展開し、国際的には、オーストラリア・トゥーンバ東ロータリークラブと提携し、中学生を対象に、年3人のホームスティを5年間継続実施して参りました。
又、マレーシア国クアラルンプール ブキビンタン ロータリークラブと友好クラブの提携を行い親睦を重ねてきました。
そして、次年度は、高校生を対象にした諸外国との青少年交換留学プロジェクトを当クラブでも開始致します。
この青少年交換留学につきましては、6月1日から開催されました第105回ロータリーシドニー国際大会に参加し、式典前日の青少年交換分科会にも出席しまして多くの国や地区、クラブの経験談や成功させる方法やヒントを学んで参りました。
当クラブでも成功させる決意です。
さて、この60周年記念事業としましては、「日本の心の文化と新世代の育成」~文化の担い手となる地域づくり~をコンセプトとして掲げ「高槻ロータリー未来塾」を開設致しました。
まず、「日本の心の文化」の「文化」は人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供するものでありまして、心豊かなコミュニティを形成し、社会全体の心の拠り所となるものであり、日本人固有の「和」の精神でもあります。
具体的には、日本国の自然・文化伝統 仏教思想・学術 哲学・道徳、芸術等精神活動により生み出されるものです。
日本人しか持たない奥深い価値としては、武士道・茶道・侘び・寂などですが、残念ながら忘れ去られようとしています。
明治時代に西洋文化が輸入されて以来、日本人が忘れてきた文化であり、学校教育でもあまり教育されていない文化とも言われます。
学校教育は教育の専門家にお任せし、日本の心を課外で学ぶ試みです。
まずは、新世代の育成と地域社会創りプロジェクトを設立し、心の文化を学ぶ活動として高校生を対象に、学校外教育の支援を目標としました。
結果、市内府立高等学校6校と、島本町府立高等学校の計7校から選抜されたサッカーチーム(U-16)が誕生しました。
彼らは優秀な成績を収めました。
教育関係者 校長先生 監督 コーチの優秀な指導力の賜物の結果でもあります。
試合結果だけでなく、各選手はチームが一丸となることを学び、遠征先で友情を育み、将来の理想としての人格形成や人間関係を育みました。
我々の支援に感謝を頂きましたが、感謝をするのは私達でして、奉仕の精神の結実を喜んでいます。
更にもう3か月前になりましたが、3月8日の三浦雄一郎氏の「あくなき挑戦」の講演開始前に、三島高等学校の皆様には、華麗なジャズダンスを披露して頂きました。
ご来場の皆様に感動・感激を与えて頂きました。
これからも、私達高槻ロータリークラブは、こうした新世代の育成を継続していくと共に、時代に適合した活動を推進する所存です。
本日の祝宴のオープニングとしまして、日本の代表的な伝統芸能である舞妓 芸妓の祝舞と、タイ国の指先の芸術と言われます煌びやかな舞踏をお楽しみ頂き、共に祝杯を交わしたいと願っています。
今後共、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
皆様方の益々のご繁栄を祈念いたしましてご挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。