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地区大会を終えて

高槻ロータリークラブ69年の歴史の中での大役の任を任されたことを受けて、2年余りの準備期間を隔ての地区大会が12月16日、17日の2日間、華やかな、緊張感のある中開催されました。1日目は開会式、会長幹事部門会の後の分科会になりました。私は分科会Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを担当させて頂きました。分科会Ⅰでは千 玄室 大宗匠様の講演にて多くのロータリアンの方々が聴講に来られて超満員で熱気のこもる会場になりました。

「ロータリーの今日 未来」のテーマで1時間余り、98歳の高齢にもかかわらず矍鑠とした語りで来られているロータリアンの方々を圧倒されて、今ロータリーには何を受け継がなければならないか、100年の歴史の中で先人の知恵とは何か等を分かりやすく御講演されておられて、あっという間の時が過ぎていきました。ただ、マイクの音量が小さくて、後部座席の方は聞き耳を立てなければ聞こえない事もあったようです。

分科会Ⅱは「人道支援の最前線」で活躍されている、元グローバル奨学生でジュネーブ国際機関、国連難民高等弁務官、国際労働機関にて働いているパネラーの方々に世界における様々な人権問題、人道支援の活動についてプレゼンテーションを行っていただき、聴講者は分科会Ⅰにかたまりすぎて不安視されていましたが、ロータリー財団委員会の方々による広報活動の尽力で、若き指導者の熱弁も会場に活気を与えて、パネルディスカッションにも熱のこもる講義となったと思います。

 

分科会Ⅲは、地域の職業奉仕委員会が主に若手の経営者の自分の職業奉仕を語っていただきました。

全ての分科会を通してロータリアンの幅広い行動範囲、人材の宝庫と言われている所以が目の当たりで見られて、人に感動を与える人々の集団は世界広しといえどもロータリー以外は考えられないと実感いたしました。

 

高槻ロータリ-クラブ 松尾浩

 

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