劉さん、再见!(米山奨学生終了証授与式)

2020年4月からの米山奨学生、劉陽さん。9月末で奨学期間終了を迎え、9月29日が最後の例会参加となり羽根田会長から終了証が授与されました。


スピーチでは、この状況で大半のイベントが中止され残念な思いをされた一方、奨学生に採用されたことで安心して勉強と研究に没頭でき、11月提出に向け博士論文を書き進めていることや、奨学生カウンセラー篠原さんへの感謝、例会参加で様々な職種の方の卓話を聞き日本への理解が深まったことなどを大変流暢な日本語でお話しされました。留学終了後は中国で日本語教師となり、日本の社会や文化について多くの学生が学べるよう頑張りたい、と決意表明されました。


指導教官の関西大学外国語学部外国語学科教授 奥村 佳代子様からご挨拶を賜りました。やはり多くの対面授業やイベントが中止やオンラインとなり、若い研究者同士の学術交流の場を十分に設けることができなかったとのことでした。そんな状況でも劉さんが研究を継続し博士論文を完成させつつあることは、劉さんの努力はもちろん、ロータリーの支援の賜物とのお言葉を頂きました。


米山奨学生カウンセラー 篠原光子さんのご挨拶では、宝塚観劇以外の奨学生としての全ての行事が中止となったため、せめて、と最近米山記念館へ劉さんをお連れしたところ新幹線に感激されたこと、毎月の奨学金お渡しの際は昼食を共にしながら、いつも3時間もお話しながらお互いの国について教え合ったことなどをお話しされました。


お土産に中国のお菓子を頂きました。劉さんの今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

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