幹事挨拶(2020-21年度)

幹事 内本 繁

 

今年度、歴史と伝統ある高槻ロータリークラブの幹事という大役を仰せつかり、その重責に身も引き締まる思いでおります。

2012年7月に入会させていただき、9年目になりました。この間、インターアクトクラブの設立や昨年はクラブ運営委員長として理事会に出席するなどクラブ運営の一部に携わってまいりましたが、まだまだ勉強不足なところが多々あります。

しかし、このような経験不足で未熟な私にとって研鑽の場を与えていただきましたことで、たいへん貴重な一年間になると思っております。

インターネットで幹事の役割を検索しますと地区のロータリー百科事典がでてきまして、ここに幹事の担う役目は「会長の方針に従い、会長と一体となってクラブの運営を推進し、クラブの要としてクラブ内外の多彩な実務を担当すること」とあります。これは、クラブの状況を把握して、クラブの効果的な運営を支え、記録の管理と報告を行うということです。そして、与えられた具体的な任務をみますと改めて、その果たすべき役割の重要性を痛感するとともに、クラブ運営をスムーズに進めることが幹事に課せられた役割と認識し、井前会長のもとその職責を全うしなければならないと思っております。

幹事の依頼を受けましたのは昨年秋のことでした。その時には新型コロナウイルスはなく、まさかこのような事態になるとは全く思ってもみませんでした。世界中で日常生活や社会・経済活動に大きな影響を及ぼしています。現在も終息の目途がたたず、依然として油断を許さない状況が続いています。

当クラブにおきましても、約3か月間休会になり、それに合わせて理事会や被選理事会、各委員会で予定されていたプログラムが中止となり、入谷直前会長はWEB上で会長メッセージを発信され、理事会はメールとなりました。

特に新年度の準備をしなければならない時期と重なってしまったために、各委員長におかれましては事前の準備をしていただいていたにも関わらず、個別対応という方法をとらなければならず、二重のご苦労をしていただきました。会長はじめ各委員長・委員会との打ち合わせをはじめ、意思疎通や連携も十分ではなかったと思います。

今後の不測の状況も想定しつつ、会員各位の健康と安全対策を十分に配慮した運営をしていかなければなりません。このような不安定で制約がある状況ではありますが、新年度を迎えることになりました。

今回の事態を契機として、今後のクラブ運営や例会の実施方法などについても大きく変わっていくものと思われます。すでにWEBを使った会議や例会が行われつつあります。

RIや地区の方針、そして井前会長のテーマである「足元を確認し、ロータリーの仲間と連携し、世界を輝かそう」のスローガンのもと、その目標達成のために皆様方からご指導やアドバイスをいただきながら例会や各種行事に携わっていく所存です。

コロナ禍にあり、今後とも様々な面で不都合や制約がでてこようかと存じますが、会員の皆様方にとって楽しくて居心地が良くて、そして意義のあるクラブ運営に努めて参りたいと思っております。

何かと行き届かないところが多々あろうかと思いますが、会員の皆様のご支援・ご協力を賜りまして、この一年間を務めさせていただきたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

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